スポンサーサイト

汚れやカビに強いはずのステンレスが錆びた?
システムキッチンのメインの素材と言ったら「ステンレス」であるのは間違いありません。
なんといっても、汚れづらくカビにくく、そして錆びにくいのが特徴です。
システムキッチンの水回りはほぼすべてが「ステンレス」で出来ているといっても良いでしょう。
それだけステンレスというものは優れた素材なのです。
そもそもこのステンレスという素材は、ステンレスの「ステン」とは日本語で「汚れる、さびる」という意味で、「レス」は「~しない」という意味です。つまり、ステンレスとは錆びないという意味になるのです。
鉄にクロム・ニッケルなどの元素を加えた合金鋼であり、クロムが薄い膜をつくることで汚れに強くさびにくい性能を持っているのです。
しかし、このステンレスもメンテナンスを怠ると錆びてしまうのです。
その大きな理由は汚れを放置してしまう事。そして塩分はすぐに洗い落とすことです。
汚れを放置する・・・というのは言語道断ですが、注意しなければいけないのが塩分はすぐに洗い落とすという点です。
これには「塩素系漂白剤」が含まれるのです。
この塩素系漂白剤を使ったままステンレスを使ったシンクなどに放置しているとクロムの幕が剥がれてしまい、錆の原因となるのです。
使う場合は、使用後に必ず流しておくようにしましょう。
また、最後に「もらいサビ」というものも紹介しておきます。
これは金タワシなどを放置して錆びてしまった場合、密着していたものがサビを貰ってしまう現象です。
これもステンレスにとって非常にマイナスなものですので、注意しましょう。